作り方
折り線入れ、筋入れ、切りこみ
まずはじめに、「折り線」や「切りこみ」を入れます。
山折り線と谷折り線は、線の上からボールペンなどで強くなぞり、筋を付けて折り曲げやすくしておきます。
かぼちゃの葉の筋も、折り線と同じようにペンで強くなぞって、葉脈の感じを出します。
切りこみ線には、カッターなどで切りこみを入れておきます。はさみを使う場合は、【2】部品の切りはなし のときに切りこみを入れます。
定規をあててカッターを使うときは、定規の裏面を上にして使うと目盛り部分を傷つけずに切れます。
部品の切りはなし
折り線や筋入れをした展開図から、すべての部品を切りはなします。
最初は、部品の輪郭線よりやや大きめに切りはなし、次に輪郭線に沿ってはさみで丁寧に切り整えます。はさみの向きは変えずに一定のリズムで動かし、紙の向きを動かして曲線などを切り進めます。
色を塗る
色鉛筆や水性マーカーなどで、好きな色を塗りましょう。
完成したとき、印刷面は内側に、裏面は外側になります。裏も表も色をつけると、とてもキレイです。自分だけのオリジナルなギフトボックスを作ってみよう!
丸みをつける、巻きつける
丸い柄のペンや割りばしなどで、かぼちゃ本体とつるにクセ付けをします。
かぼちゃの本体8枚と葉の部分は、手の平(小指の付け根から手首まで)に部品をのせて、丸い柄のペンや割りばしなどでしごくようにして丸みをつけます。かぼちゃのつるは丸い柄のペンや割りばしなどに巻き付けてクセをつけます。
のりづけ前に丸みをつけておくことで、出来上がりがよりキレイに!
葉の立体感を出す
【1】で筋入れした葉を折り曲げて、立体感を出します。
上の写真のように折り曲げを繰り返して陰影をつけると、自然な葉の形を表現することができます。挑戦してみよう!
コツをつかむまで根気よく、ていねいに。挑戦してみよう!
本体と底面をのりづけ
かぼちゃ本体と底面を、順番にのりづけしていきます。
木工用ボンドから適量(米粒より小さめ)を竹串などの先に乗せ、かぼちゃ本体①と底面①をのりづけします。
次に、向かい合う2組 ①と④ → ③と⑥ → ②と⑤ の順にのりづけします。
最後に⑦と⑧をのりづけすると、バランスよく進められます。
組み立てる
かぼちゃの先端の丸い部分(8か所)にある「切りこみ」を、向かい合う2組で組みこみます。
【6】「本体と底面をのりづけ」と同じように、①と④ → ③と⑥ → ②と⑤ の順に組みあわせます
ひと組を合わせたらそのつど中心部を沈めて形を整え、次の組み合わせを進めます。
最後の⑦と⑧を組み合わせたら、全体のバランスを見ながら整えます。
全体のバランスを整えて、完成!
お菓子や小物を入れたり、贈り物として活用すると楽しい時間になりそうです。
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